団体概要

代表理事からのごあいさつ
本事業団は昭和61年3月、当時の島根県飯石郡吉田村が「鉄の歴史村」を宣言し、その歴史村のより充実した活動と高度で機能的な運営を図るために、昭和63年11月に島根県知事から設立を許可され、財団法人 鉄の歴史村地域振興事業団として産声を上げました。(平成24年には公益財団法人に移行)
その設立目的として掲げられているのが「鉄の歴史文化の研究、公開等の事業や地域の産業振興に関する事業」を展開し、これにより「21世紀の国際社会で日本の伝統文化の継承と創造に資する人材育成」を図り、もって「地域社会の文化的、経済的振興」を図ることです。設立から約40年の時を経て、吉田村は平成の大合併で雲南市吉田町となり、雲南市から指定管理を受け、日本で唯一現存する高殿を有する国重要民俗文化財「菅谷たたら山内」は、10年の修繕期間を経て令和5年4月にリニューアルフルオープンし、多くの皆様を受け入れることができています。
事業団の事業の1つの柱がこのような展示や、資料の収集・分析調査・報告に関することがあります。そしてもう1つの柱がたたら体験を始めとする体験事業です。デジタル技術の進歩によりパソコンを使ったデータ処理や3Dプリンターによる物の製作は精巧を極めるようになりました。しかしこのような時代だからこそ、本事業団の設立目的にある日本の伝統文化の継承と創造に資する人材育成のためには、バーチャルではなく本物の体験が必要であると考えています。
美しく輝く日本刀の原料である玉鋼は現在の技術を持ってしても作成できないと言われています。砂鉄と炭そしてたたら製鉄の技師長である村下の卓越した技術と経験値によってのみ可能なのです。この神秘的とも言えるたたら製鉄の端緒に体験を通して触れることができるのが本事業団の大きな強みであり、今後ともこの強み等を生かした様々な事業展開を図っていきたいと考えておりますので、皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
公益財団法人鉄の歴史村地域振興事業団 代表理事 景山 明
組織概要
所 在 地: 〒690―2801
島根県雲南市吉田町吉田2533
電話(0854)74-0311
FAX(0854)74-0600
設立年月日: 平成24(2012)年4月1日
賛助会会員数: 団体 7
個人 95
代表理事: 景山 明(元 雲南市教育長)
賛助会員-募集-チラシ
事業団の構成(令和6年6月23日現在)
役員 | |
評議員 | 河角 守雄 |
亀山 一敏 | |
陰山 義広 | |
浜崎 浩 | |
堀江 研次 | |
代表理事 | 景山 明 |
理事 | 影山 邦人 |
永田 和宏 | |
高岡 裕司 | |
鳥谷 智文 | |
小澤 純夫 | |
和泉 博之 | |
監事 | 井上 量夫 |
立花 輝夫 |
定款、業務財務に関する資料
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