来月7月12日より、島根県立古代出雲歴史博物館にて企画展「たたら ―鉄の国 出雲の実像―」が開催されます。
企画展の会期中には、定期的にギャラリートークや講座、そのほか関連イベントなども行われます。
雲南市のたたら関連資料も展示される予定です。ぜひ間近でご覧ください。
期間/令和元年7月12日(金)~9月1日(日)[会期中の休館日:8月6日)]
場所/島根県立古代出雲歴史博物館特別展示室
島根県出雲市大社町杵築東99-4
主催/島根県立古代出雲歴史博物館・島根県古代文化センター
観覧料/一般 700円、大学生 400円、小中高生 200円
【企画展紹介】
たたら製鉄は、日本列島で独自に発展した砂鉄・木炭を原料とする製鉄法です。出雲は、たたら製鉄が盛んに行われた地域で、今もなお、その伝統的な技術が継承されており、まさに「鉄の国」と言っても過言ではありません。
それでは、出雲が鉄の大産地へと発展していった背景に何があったのでしょうか。本展では、日本列島における鉄の生産・流通の歴史を紐解きながら、最新の研究成果によって明かされる 「鉄の国」出雲の実像に迫ります。
【企画展関連講座】
第1回
「天下統一と鉄の流通」
日時/7月21日(日) 13:30~15:00
講師/長谷川博史(島根大学教育学部教授)
第2回
「日本列島における鉄づくりの歴史的展開」
日時/8月4日(日) 13:30~15:00
講師/穴澤義功(たたら研究会委員)
第3回
「中世における製鉄技術の革新と生産地形成」
日時/8月10日(土) 13:30~15:00
講師/角田徳幸(島根県埋蔵文化財調査センター調整監)
【ギャラリートーク】
日時/7月21日(日)、8月4日(日)、8月10日(土)
各回10:00~11:00
会場/古代出雲歴史博物館 特別展示室
講師/古代出雲歴史博物館 企画展担当学芸員