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地域と繋がる事業を目指す

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10月20日の日曜日、大山に近い鳥取県西伯郡伯耆町で恒例の「蛸舞式神事」が執りおこなわれました。鉄師・近藤家が明治21年(1888)蒸気機関によるハンマーや水力送風を取り入れて建設した、福岡製鉄所にほど近い福岡神社で毎年おこなわれています。特に誰とも約束をしていなかったのですが、舞堂で3人の知り合いにバッタリ。午後1時からの大注連神事終了後に私は到着したのですが、その後おこなわれた写真の神事はしっかり見学することができました。祭りに登場する藁蛇ばかり観てきましたが、藁の蛸とはまぁ珍しい。神職による御籤で丸梁に上る人も決められます。写真の方は御籤で選ばれた方ではなく、東京からの参加者。たたらの地に根付いた奇祭も、このように地域の人だけではなく、さまざまな人たちとかかわりながら継承されています。

こちらの写真は、9月に私がお手伝いに伺った奥出雲町立布施小学校のオオサンショウウオについての校外学習。日本オオサンショウウオの会のみなさんや、ゴビウスの職員さん、奥出雲多根自然博物館の菅田副館長さん、それに公民館のみなさんや地域のみなさん。みんなで子供たちと一緒になってオオサンショウウオを護っています。2年後には日本オオサンショウウオの会の大会が奥出雲町で開催されますので、私どもの財団もお手伝いをしたいと思っております。

こちらは鉄の未来科学館の企画展示の様子。地域のみなさんによる展示「第1回雲南市地域まるごと博物館」がはじまりました。大吉田自治会からは木炭関連資料、菅谷地区からは出雲製鋼株式会社創業時のもの、杉戸地区からは泥天神の習俗が展示されています。この天神様は男の子が誕生したときに親戚などから贈られるもので、胸に描かれた三階松から出雲市今市のものということもわかりました。

このように、今年度は地域のみなさんと事業をすすめ、さらに隣接する地域と繋がっていく事業づくりの初年度です。鉄の歴史村フォーラムでもこのお話をさせていただきたいと思っています。

鉄の歴史博物館の企画展「雲南市吉田町の民俗芸能」も好評につき会期延長となりました!鉄の未来科学館同様4月5日まで。展示替えも予定されていますので、ぜひお立ち寄りください。(文責:小原)

 

 

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